【コラム】「春よ、 来い」フィギュアスケートから国語の教科書まで

ほまれ塾助っ人ライターのAです。

ここ数日は冬に逆戻りしたような冷たい風が吹き、雨も降りました。

早く春が来てほしいですね。

「春よ、来い」という曲を聴いたことがあるでしょうか。

発売は平成初期なので、皆さんが生まれる前の昔の曲ですが、日本の春に深く根付いた名曲です。

今でも春になるといたるところで流れます。

国語の教科書にも載っています。

北京オリンピックの最終日には、フィギュアスケートの羽生結弦選手の演技で使用され、芸術的なフィナーレを作り上げました。イタリアなどの海外メディアで絶賛されたことは記憶に新しいでしょう。

松任谷由実さんの「春よ、来い」を聴いたことがない生徒様は、もったいないですので、ぜひ一度Youtubeで聴いてみてください。

イントロと1番を聴くだけでも、美しい春のメロディの世界に触れられます。

そして「春よ、来い」のもう一つの魅力が、随所に散りばめられた文語体です。「淡き光」「いとし面影」「なつかしき声」「遠き春」 「流るる雨」 「流るる花」などです。

これが斬新で、発売当初は一世を風靡(ふうび)しました。

文学的で古き良き和の趣がありますよね。

国語の教科書に載るのも納得です。

「春よ、来い」をきっかけに古文の味わいや文法を理解するのも良いかもしれません。

実際に、エンターテイメント作品をきっかけに英語や古文を覚える人や、理科や数学に興味がわいて得意になる人は時々います。

春をモチーフにした名作を鑑賞してみましょう。

                                  

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