【学習について】コロナの難しさと社会の簡単さ

ほまれ塾助っ人ライターのAです。

標題の件について考えてみたいと思います。

① 現実の社会はカオス(混沌とした状態)

明日から大阪・兵庫・京都・愛知・岐阜・福岡の6府県では緊急事態宣言が解除されますが、神奈川を含む首都圏では継続されます。

解除される6府県でも、入国制限等の警戒態勢は継続されます。

マスクが当たり前の日常もしばらく続きそうです。

昨年の今頃、横浜港に到着したクルーズ船が隔離されていた時には、多くの人が「ゴールデンウィークには収まるだろう」「夏までには収まるだろう」と考えていましたが、実際には長期化してしまいました。ワクチンの開発と接種開始は人類にとって朗報ですが、すぐにコロナ以前の経済に戻るわけではありません。

明日から3月となり、予定ではそろそろ東京オリンピックの開幕が近づいていますが、どうでしょう。

開催、延期、中止、いろいろな場合が想定できます。世論は開催に懐疑的なようです。仮に中止した場合、オリンピック開催を前提としていた消費や雇用などの経済に影響が出ます。運営者は、中止と言い出した最初の一人になりたくない、という事情もあるでしょう。

②学校の社会科はクリア(明晰で分かりやすい)

ここまでの話を、次の2点にまとめてみます。

(1)現実の社会には、不確実な要素が多数存在するため、予測不可能な状況が発生する。

(2)現実の社会には、立場の異なる利害関係者が混在しているため、ベストな解答が出しにくい。

このような世界をたくましく生きていけるように、ほまれ塾の皆さんにはいろいろなことを学んでほしいと思います。

そしてもう一つ重要なことは、現実の社会が持つ上述のような困難さが、学校の社会科には無いということです。高校入試や大学入試の社会も同様です。

出る所を覚えれば高得点がとれますし、 出る所はだいたい決まっています。参考書に整理されています。簡単な仕事なのです。

もし社会科の点数が伸びないという人がいたら、とてももったいないことですし、ある意味ラッキーとも言えます。やり方を変えれば簡単に伸びるでしょう。講師や先生に聞いてみてください。

ぜひ、学校の社会科を軽やかに攻略し、現実の社会をたくましく生きていってください。                       

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