【学習について】英語のスペルの覚え方

ほまれ塾助っ人ライターのAです。

ハロウィーンの季節ですが、コロナウイルスの影響で、昨年に引き続き自宅でのハロウィーンとなりそうです。

来年こそはハロウィーンらしい気分が味わえるように、ジャッコランタン(ハロウィーンのカボチャ)をかぶって祈りましょう。

今日のブログでは、秋の季節を題材としつつ、英語のスペルの覚え方を考えたいと思います。

◆英語のスペルは不規則!

早速ですが、皆さんは、英単語のスペルを間違えて減点されたり、「どうしてこんなわかりにくいスペルなんだ!」と疑問を持ったことはあるでしょうか?

例えば、「オータムフェスティバル(秋の祭り)」などの「オータム」は「autumn」です。なぜか末尾に「n」が付き、しかもこの「n」は発音されません。

ほまれ塾のホームページにはコラムコーナーがありますが、「コラム」は「column」と書きます。「autumn」と同様に、発音しないのになぜか末尾に「n」が付きます。

秋らしく山登りに出かけたとしましょう。「クライム」は「climb」です。「m」は分かりますが「b」は一体何なのでしょう。

これらはほんの一例です。英語には予測しにくいスペルの単語がたくさんありますね。英語を学習中の皆さんはよく分かっていると思います。

実は、英語という言語は「音声と文字の対応関係」があまり緻密ではなく、結果として単語のスペルが不規則になりやすいのです。

英語以外のヨーロッパの言語は、「音声と文字の対応関係」が英語よりもしっかりしている場合がほとんどです。

フランス語やイタリア語などは、初見の単語でもスペルを見ればどう発音するかだいたいわかります。

「エスペラント」という「学びやすく使いやすい言語」を目指して19世紀に考案された人口の言語がありますが、エスペラントでは発音とスペルがほぼ一対一に対応し、しかも簡単です。

英単語のスペルが覚えにくかったり間違えやすかったりするのは、ある程度は仕方が無いことなのです。

◆不規則なスペルの攻略法

とは言え、「英語はスペルが不規則だから」と諦めてはいけませんね。対策を考えましょう。

基本的には、音読したり手で書いたりすると覚えやすいでしょう。

その際、「英語は他のヨーロッパの言語と比べてスペルが不規則である」という傾向を意識した上で取り組むと、脳がやる気を出して不規則なスペルを覚えてくれますし、間違えた時も心に余裕が持てます。

練習の段階でたくさん間違えることも大事です。書いて間違えて直したところは確実に身についたりします。本番でできればOKなのです。

そして、何万語もの不規則なつづりを覚えようとせずに、「期末テスト」や「入試」のように標的を定めれば覚えられるでしょう。

いま、神奈川県のホームページで昨年度の高校入試の英語の問題を見てみたところ、英単語のスペルの攻略法を考える上で非常に良い例があったのですが、紙面の都合上、またの機会にお話しできればと思います。

               

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