【学習について】学力向上におけるスマートフォンの脅威

ほまれ塾助っ人ライターのAです。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

今日は、スマートフォンが生徒様の学習に与える影響について考えてみたいと思います。

スマートフォンは便利ですし、いろいろな使い方があります。スマートフォンの登場は人々の生活を大きく発展させたと言えるでしょう。

その一方で、スマートフォンには弊害もあります。

歩きスマホは社会問題となり、どこの駅にも必ずと言っていいほど歩きスマホ防止の貼り紙があります。

長時間の使用はお子様にも社会人にも健康上好ましくありません。

インターネットを通じて事件につながった話も聞いたことがあるでしょう。

スマートフォンの弊害は、私たちの生活の中で、いろいろな形をとって表れているのです。

学力にも影響するでしょう。非常に多くの点における影響が考えられますが、一つ挙げるとすれば、「スマートフォンに頼ることで自分の脳を鍛えられなくなる」という問題がありそうです。

たとえば、スマートフォンが予測表示してくれるので漢字や英単語のスペルを自分で覚えなくなったり、検索したwebページは保存されるので調べたことを自分の脳で覚えなくなったり、といった具合です。(昔の人は、IT機器が自分の脳の代わりに予測表示や保存なんてしてくれませんでしたから、全て自分の脳で処理していました。)

対策としては、特徴や弊害を理解した上でスマートフォンを活用しつつ、自分の頭で問題を解く学習が必要でしょう。時には生徒様の意識だけでなく保護者様による管理も必要でしょう。

他にも、スマートフォンに依存することによって外で遊ぶ機会が減り、算数・理科・地理などで必要な「現象をイメージする力」が育ちにくくなるという弊害もありそうです。小学生ぐらいだとこちらの方が脅威かもしれません。スマートフォンの活用と弊害は学習に与える影響が大きいため、有効な対策を別の機会にお伝えしたいと思います。