【時事ニュース】東京オリンピック

ほまれ塾助っ人ライターのAです。

東京オリンピック開幕から1週間が経ちました。

パンデミックのため中止となることも懸念されましたが、「無観客」という形で開催される異例の事態となりました。

オリンピック選手たちは、本番に向けて何年も前から調整してきたり、幼少の頃からオリンピックを夢見て練習してきたりしています。

選手にとっては、無事に開催されオリンピックの舞台で競技ができることは本当によかったと言えるでしょう。

日本は、アーチェリー・サーフィン・スケートボード・競泳・体操などでメダルを獲得しています。これからも応援していきましょう。

ところで、昨年は延期された東京オリンピックが今年は条件付きで開催されたわけですが、オリンピックとは、世界中の国が参加するお祭りであり、世界が平和でないと開催できません。

1916年のオリンピックは第1次世界大戦のため中止となり、1940年と1944年は第2次世界大戦のため中止となりました。

1980年のモスクワオリンピックでは、当時のロシアがアフガニスタンに侵攻したことに抗議して、60カ国以上がボイコット(参加拒否)しました。

また、オリンピックの開催には、いろいろな国や企業などの利権がからみます。純粋なスポーツの祭典ではなくなっているのが現状であり、利害の調整が必要になってきます。今回のパンデミック下での東京オリンピックは典型的な例です。

オリンピックを通してみると、世界情勢や政治経済がみえてくることがあります。

たとえば、近代オリンピックは1896年のアテネオリンピック以降何十回も開催されていますが、開催地はほとんどが北半球の都市です。

夏季オリンピックは3回だけ南半球(シドニー、メルボルン、メキシコシティ)で開催されたことがあります。冬季オリンピックが南半球で開催されたことはありません。2024年にはパリオリンピックが予定されていますが、パリで開催されるのは3回目です。

開催地が偏る理由を考えてみましょう。気になったことは調べてみたり、講師や先生に質問してみるのもよいでしょう。そうするうちに知識が増え、理解力が高まっていきます。

                                

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