【時事ニュース】「プログラミング」って何?~AI時代に本当に高めるべき学力とは~【前編】

こんにちは。ほまれ塾助っ人ライターのAです。



ITが私たちの生活に浸透するのに伴い、来年からプログラミングが小学校教育で必修となりますが、そもそも「プログラミングって何だろう?」と思っている方はいないでしょうか?特に、保護者の皆様におかれましては、学生時代には今ほどITが活用されていませんでしたから、なじみがない方も少なくないはずです。

そこで、今日は、プログラミングのイメージを簡単に紹介しつつ、このAI時代に身につけるべき学力について考えてみたいと思います。

                      

◆プログラミングとは

コンピューターは、人間よりも速く正確に情報を処理することができます。その上、人間と違って、作業の途中で集中力が切れたり、おなかが減ったりすることもありません。そのため、コンピューターにできることはコンピューターにやってもらった方が効率的です。

しかし、コンピューターは人間の言葉が分かりません。コンピューターに向かって「コンピューターさん、明日の降水確率を計算してください。」と人間の言葉で呼びかけても動いてくれないのです。「降水確率」という言葉の定義や、降水確率の計算方法、計算の根拠となるデータなどを、コンピューターが読み取れる専用の言葉で書く必要があります。

降水確率を求める場合を例に説明しましたが、このように、「人間がコンピューターに解いてほしい問題の解き方や、してほしい処理の方法を、コンピューターが読み取れる形式で書く作業」をプログラミングと呼びます。(本来は「アルゴリズム」や「コンピューター言語」などの概念も説明できるとよいのですが省略します。ひとまずは上述の理解で十分です。)

                       

◆プログラミングは有効なスキル。しかし…

私や竹田教室長が小学生だった1990年代は、やっと世の中にインターネットが普及してきた頃で、まだスマートフォンも無く、AIと言えばSFの世界でした。小学校の授業でプログラミングが必修になるとは、思いもよらないことでした。本当に時代は変わったなあと感じます。

そして、時代が変われば人々が学ぶべき分野が変わるのも必然です。プログラミングは「21世紀の読み書きそろばん」とも言われ、これからの時代を生き抜く上で有効なスキルであることは間違いありません。高いプログラミングのスキルがあれば、食べていくのに困ることはないでしょう。

ほまれ塾でも、今後の入試の動向や生徒様・保護者様のニーズを考慮した上で、必要であればプログラミングの指導も検討します。

しかし、時代の変化に合わせて新しい分野を学ぶことは有効ではありますが、その一方で、「時代が移り変わっても、どんな時代でも通用する本物の学力」の大切さも忘れないでほしいと思います。プログラミング以上に重要で、小学生のうちにしっかり伸ばしたい学力です。続きは次回のブログでお話したいと思います。

                           

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