【時事ニュース】レジ袋有料化から1カ月。「化石賞」って聞いたことありますか?

ほまれ塾助っ人ライターのAです。

先月1日から始まったレジ袋有料化と絡めて、環境問題の話題を取り上げさせていただきます。

①「化石賞」って聞いたことありますか?

ノーベル賞や芥川賞と違って、化石賞は不名誉な賞です。

年に1回、各国の環境大臣などが集まり数日かけて環境保全対策について話し合う「COP」という会合があるのですが、このCOPの会期中に、環境保全に後ろ向きな姿勢をみせた国には環境保全の非営利団体から化石賞が贈られるのです。

授賞式も行われます。正式な賞と言うより、半分はジョークです。ニュースやSNSで話題になりますし、昨年は日本も受賞しましたので、観た方もいるかもしれません。

ちなみに、「化石」という言葉には2つの意味がかけられています。

一つは「温暖化の原因となる化石燃料の消費量を減らす」という目的、そしてもう一つは「化石のように古い遅れた考え方を変える」という警笛です。

②レジ袋有料化についてどう思いますか?

日本で7月1日にレジ袋が有料化されてから1カ月が経ちました。

私たちはどんな感想を持ったでしょうか?

テレビのコメンテーターはどんなコメントをしたでしょうか?

・余計な費用がかかる

・マイバッグを持ち歩くのは不便だ

・レジ袋はビニールゴミ全体の〇〇%しかない

・レジ袋より先に他のビニールゴミ対策に取り組むべきだ

・経済を発展させるにはある程度環境を破壊せざるをえない

どれも正論です。しかし、その根底に環境を守る意識を持つ必要はあるでしょう。

もしもレジ袋有料化に反対する理由を何ヵ国かの方に話したとしたら、「えっ?そんな環境に配慮しない考えでいいの?」と驚かれるかもしれません。

エコで行きましょう。

                        

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