【コラム】マスコミの偏りを知る

ほまれ塾助っ人ライターのAです。

前回のブログで、デマにだまされない方法を考え、最後にマスコミの性質について少し触れました。今日はマスコミの性質について簡単に説明させていただきます。

やや批判めいた内容になってしまいますが、皆さんをデマや不安から守る助けになればと思い、あえて書きました。

基本的なことなので既に分かっている方も多いと思いますが、初めて聞く方はこの機会に知って少しでも活用していただければ幸いです。  

                      

◆マスコミの偏りを知ろう

皆さんは、テレビでニュースをみて不安になったことはあるでしょうか。あるいは、不安になってネット検索をして、表示された件名をみてさらに不安になりクリックした経験はないでしょうか。

人間の心理で、不安になるほど確認する回数が増えますし、確認の仕方も入念になります。

そのため、人々の間に不安が広がるほど、視聴率や検索回数などの数字は上がり、マスコミは利益を出しやすくなります。

そして、マスコミ自身もこうした仕組みを分かっていて利用します。

不安をあおるようなニュースを多く報道し、一つ一つのニュースも不安をあおる方向に偏った伝え方をします。

特に、先行きが不透明な問題や、専門家の間でも意見が分かれる問題、実際に危険のある騒動の報道では顕著です。今回のコロナウイルスもそうですし、東日本大震災の時もそうです。

対策としては、「マスコミは人々の不安をあおる方向に偏って情報を伝える」という現実を知った上でニュースをみるようにしましょう。「マスコミはこう伝えているが、実際のところはどうだろう」と考え、客観的に現状を把握しましょう。

もちろん、実際に危険な状況をマスコミがその通り伝えている場合もあります。やみくもに否定するのではなく、あくまでも、マスコミの偏りを自分の頭で補正して、客観的に現状を把握しましょう。

                 

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