ほまれ塾助っ人ライターのAです。
学校や飲食店が始まり、県境を越えた移動も増えてきました。みなさん緊急事態宣言以前の生活が戻ってきたでしょうか。
外出制限期間中に金曜ロードショーで放送された映画の中から、新しい時代にぴったりの映画を2つピックアップしてみました。
①エンターテイメントの金字塔「Back
to the Future」(バック・トゥ・ザ・フューチャー)
タイムトラベルを題材としたSF映画です。
話が分かり易くておもしろく、ストーリーの展開やハプニング、演出等もレベルが高いので盛り上がります。名曲や名台詞も有名です。映画だけでなく、小説や漫画など世界中のエンターテイメント作品に大きな影響を与えました。
公開から35年経っていますが、今でも海外のテレビ番組を観ていると「 バック・トゥ・ザ・フューチャーの〇〇のセリフにあるように~」 「 バック・トゥ・ザ・フューチャーの〇〇のシーンに出てくるような~」といった具合によく引き合いに出されています。
ある時、映画が好きで年に何百本も観るという映画関係者の方に「一つ選ぶのはむずかしいと思いますが、今までで一番おもしろかった映画は何ですか?」と聞いてみたら、即答で「 バック・トゥ・ザ・フューチャー!」という答えが返ってきました。
ちなみに竹田教室長も 「 バック・トゥ・ザ・フューチャー」が好きで、私たちの間でも時々話題に上がります。
②ディズニー史上圧倒的大人気のプリンセス「塔の上のラプンツェル」
英語圏のディズニーファンの方々に「ディズニープリンセス(主役のお姫様のキャラクター)で一番好きなのは誰?」と聞くと、一番多い答えは「ラプンツェル」です。
「塔の上のラプンツェル」は、プリンセスが冒険をする過程で王子様と出会い悪役の魔物と戦い・・・というストーリーで、基本的には他のディズニー映画と似ているのですが、ラプンツェルの存在感は圧倒的です。これには理由があります。
みなさんは物心ついた時から身の回りにCG(コンピューターグラフィック)アニメーションの映画があったと思いますが、昔はCGなどというものは存在せず、ディズニー映画も、1930年代からずっと絵具で描いたアニメーションで成り立っていました。
半世紀以上の時が過ぎ、2010年に、ディズニーは初めてCGのプリンセスを主人公とする長編映画を公開しました。この記念すべき初のCGプリンセス作品が、ディズニー長編アニメーションとしてちょうど50作目でもあったことから、ディズニーは総力を上げて超大作を作り上げたのです。製作期間などの力の入れ具合が異例の規模となり、映像・音楽・ストーリー・その他あらゆる点において素晴らしい作品となりました。この超大作こそが「塔の上のラプンツェル」なのです。(長期にわたって製作しているうちに、クライマックスに関わる名案が浮かび、急きょシナリオを変更して現在の形になったという経緯もあります。)
金曜ロードショーで放送された際に、「ディズニー史上圧倒的大人気のプリンセス!塔の上のラプンツェル、来週放送!」といったCMが流れましたが、この紹介の仕方は現実に即していると言えます。同作品に「2」や「3」はありませんが、映画の公開後にテレビシリーズが放送され、カリフォルニアのディズニーランドには映画の世界を再現したエリアが作られました。
両方とも時代を超えて語り継がれる名作です。新しい時代の幕開けにもぴったりです。アフターコロナの未来に向かって進みましょう。
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