こんにちは、ほまれ塾の竹田です。
今回は「令和元年10月20日時点の公立高校進学希望状況」を見ていきたいと思います。以下に相模原地区および県央地区の状況を載せていきます。なお、より詳しい情報は神奈川県のホームページにてご確認いただけます。
相模原地区
学校名 希望者数 (募集定員)
●上溝高校 441名 (238名)
●相模原高校 396名 (278名)
●上鶴間高校 254名 (299名)
●麻溝台高校 415名 (358名)
●城山高校 273名 (278名)
●上溝南高校 383名 (358名)
●橋本高校 389名 (289名)
●相模田名高校 296名 (278名)
●弥栄高校(普通) 365名 (183名)
●津久井高校 61名 (158名)
●相模原総合高校 166名 (238名)
●神奈川総合産業高校 268名 (238名)
県央地区
●厚木高校 544名 (358名)
●厚木東高校 356名 (238名)
●厚木清南高校 232名 (230名)
●厚木北高校(普通) 266名 (238名)
●厚木西高校 227名 (259名)
●海老名高校 729名 (398名)
●有馬高校 350名 (318名)
●愛川高校 146名 (228名)
●大和高校 557名 (278名)
●大和南高校 288名 (308名)
●大和東高校 189名 (238名)
●大和西高校 297名 (278名)
●座間高校 543名 (278名)
●綾瀬高校 360名 (339名)
●綾瀬西高校 235名 (318名)
●座間総合高校 296名 (228名)
●中央農業高校 179名 (195名)
●厚木商業高校 259名 (238名)
相模原・県央地区では上溝高校・相模原高校・橋本高校・弥栄高校(普通)・厚木高校・厚木東高校・海老名高校・大和高校・座間高校ですでに募集定員を100名以上超える希望者がいるようです。
ここで注意しなくてはいけないことは、上記のデータはあくまでも「2019年10月20日時点」の希望者数であることです。入試本番の受験者数は、場合によっては大きく変わることあり得ます。例えば以下に上溝高校の過去の例を挙げますと、
●上溝高校 10月20日時点希望者数 入試本番での受験者数
平成29年 548名 345名
平成30年 565名 289名
平成31年 574名 336名
といった具合に、進学希望調査から入試本番までの約4か月程度で200名以上が変更する状況が生じました。たいてい、変更者はレベルの近い高校や地理的に近い高校へ移動しますので、過去の動向と今回のデータを併せれば大まかな倍率が見えてきそうです。ただし、今年は普通科高校進学希望者における「希望校未定」人数(全日制の普通科高校には行きたいけど、どこの高校に行きたいかは決めていない生徒)が1774名となっています。これは例年を大きく上回る数字で、「倍率」に予想外の影響を与えることがあるかもしれません。
ここからは「倍率」に関する私の意見となります。
受験指導において「倍率」は重要な資料の1つとなりますが、そればかりを気にしすぎていてもあまり良くないと考えています。
受験生が見据えるべきは本来、「どの高校なら受かりやすいか」ということよりも「希望校を合格するためにはどのように頑張るべきか」であり、真に戦う相手は「入試問題」です。私がこれまで指導してきた生徒の中でも、本当に進学したい高校が決まっている生徒は倍率など気にする様子もなく(気にしている場合でなく)、一心不乱に過去問研究に取り組んでいました。そして見事合格しました。
とはいっても、「行きたい高校が複数あって迷っている」という状況であれば今回のようなデータは有効だと思います。神奈川県のホームページから過去数年分を閲覧することが可能ですので、興味があれば調べてみると良いかもしれません。受験生の皆さんは残りわずかな期間、焦らず落ち着いて勉強に励みましょう!